法華経一部読誦講習会 in WEST

一々文々のオウム返しによる一部経読誦の講習会です。令和元年より関西でも開講しております。

身延山開創750年慶讃大法要

少し記事の内容が前後してしまいますが、先月、身延山よりハガキが届きました。
宗門全寺院へ発送されているでしょうから、ご覧になった方も多いと存じますが、それは、6月15日に営まれました「一部経読誦会法要」の写真のハガキでした。

ご存知の通り、本年は身延山開創750年の記念の年でした。
総本山身延山久遠寺では、開闢会の6月17日に向けた1週間にわたり、声明師会や修法師会、女性教師の会等による様々な法要が連日営まれておりました。

そんな中、去る6月15日、全国より100名を超える一部経読誦師(そんな肩書はありませんが)たちが総本山の大本堂に集い、一部経を読誦し、開創750年を慶讃しました。

私自身、大本堂の内陣へ入るのは信行道場以来ですから、誠に感慨深くありました。
そして、自分の声が聞こえなくなる程の大人数、大音声での一部経読誦に身体中が震え、またとない機会に感動感激一入でした。

講習会のチラシに、ご協賛いただいています各地の一部経読誦会の団体名が掲載されていますが、今回の法要では、それら各地の読誦会や講習会の修了生など、広く参加を募り、結果このような大所帯となったのです。
私の記憶しているだけでも、北は青森から、西は長崎からと、本当に全国各地からの出仕がありました。
大勢で読誦できたことの感動だけでなく、よい交流の場、互いに刺激を頂ける向上の場、そして、それぞれに更なる発展を願う展望の場となりました。

いつも少人数で読誦している地道な活動が、このような大きな法要に繋がりましたことは、言葉で言い表せない喜びです。
今後も、各地の一部経読誦の活動がもっと盛んになり、そして、このような読誦大法要が定期的に企画されるとよいな、と思っています。

講習会受講生の皆様、各地の一部経読誦会は、いつでもご参加大歓迎ですので、お近くで一部経読誦会が開催されていましたら、ぜひ一度参加してみてください(見学でも構いません)。