法華経一部読誦講習会 in WEST

一々文々のオウム返しによる一部経読誦の講習会です。令和元年より関西でも開講しております。

今回からも大歓迎!

前回、講習会再開の記事で書き損ねた内容を。


今回開催しますのは四之巻の講習会です。
皆様へご参加のお誘いを申し上げますと、「ええ〜、途中からやん」とか「今度、一之巻から参加するわ」と返事をされることが多くあります。
その気持ち、よくわかります。
「それなら何で一之巻の時に参加してくれへんかったんや」と言いたいところですが、それを言っても始まりません。


幸い、この講習会は何周も何周も開催し続ける予定でいます。
ですので、今回、四之巻からご参加いただいた方も、五、六、七、八之巻と続けて受講くださると、その次には一之巻に戻ります。そしてそのまま続けて二、三之巻と受講いただきますと、めでたく法華経一部コンプリート受講となる仕組みです。

当講習会は、およそ年に3回ほどのペースで開催しています(コロナ中を除く)。
つまり、法華経一部を全て受講するには2年半〜3年かかることになります。
ということは、順調に進んだとして、次に一之巻の講習会を開催するのは令和7年の初頭頃となるでしょうか。
「どうせなら一之巻から参加したい」という理由で今回の参加を見送ってしまえば、もしかすると令和7年までに、受講意欲が萎んでしまうかもしれません。
 

思い立ったが吉日です。どうぞ、今回からご参加ください。
 

最近では「ファスト教養」なる言葉もあり、長い年月をかけてじっくり学ぶことより、短時間で掻い摘んで要点のみ習得する方が利口であるように捉えられる風潮がありますが、お経はそういう訳には行きません。
中には「普段のお寺の行事で読むことがないから、一部経を学ぶ必要はない」というようなことを仰る方もいますが、本当にそうでしょうか?
また、一度受講したからと言って、以後もご自身の精進が続かなければ身につくことはないでしょう。
そして、私達スタッフも未だ道半、発展途上の僧侶です。学びが完成することはまだまだ(一生?)ありません。
新型コロナにより予定外の足踏みを余儀なくされましたが、今後も皆様とともに学びを深めることができる場をしっかりと運営し、有意義な精進が重ねられるよう、努めてまいりたいと思います。
どうぞ多くのご参加を賜りますよう、お願いいたします。