講習会3日目も、本門寺様の朝勤参列から一日が始まります。
朝食をとりましたら、再び大堂(祖師堂)にて、今度は七之巻全てを読誦します。
大堂にお祀りされています日蓮聖人の御尊像は、聖人七回忌の折に刻像されました。日蓮聖人のお近くで過ごされた高弟たちの発願による造立ですから、在りし日のお姿をよく留めており、「生身の御尊像」と呼ばれています。
また、右手にお持ちの払子には、日蓮聖人が肌身離さずお待ちになっていました亡きお母様の遺髪も束ねられており、別名「孝道示現の御尊像」とも呼ばれています。
朝勤の時は外陣での参列ですが、最後の報恩読誦の際は内陣で間近に御祖師様の御尊顔を拝しながらの読誦で、大変ありがたく、またこの上なく緊張致します。
一巻通してお読みしますと足も痺れてまいりますが、またとない機会に喜び一入、足の痛みも何のその!…と、そう簡単にいくとか、いかないとか。
そして最後に、講義室に戻り、皆様からご質問を受け、修了式となります。
今回、八巻全てを受講なさった修了者が一名。誠におめでとうございます。
今後も引き続きご研鑽を重ねて頂き、地元や近隣各地等で一部経読誦の指導・普及にご尽力頂きたく存じます。
次回、八之巻の講習会は、令和2年3月11日〜13日に開催致します。皆様のご参加、心よりお待ちしております。
WEST三之巻の講習会は本年12月9日〜11日開催です。こちらも参加者募集中です!
どうぞ、ご参加ご検討ください。