以前にもブログに書きましたが、当講習会では、前回ご参加頂いた方の確認講義を行っております。
昨日も、講習会開始前の午前10時より、六之巻の確認講義を行いました。
そして始まりました、七之巻の講習会。
七之巻前半には、神力品・嘱累品といった要品でよくお読みする部分がありますから、比較的順調に講義も進みます。
ですが、いざ一文字一文字、印を付けながらお読みしておりますと、意外に読み違えている部分も見つかります。
読み慣れているが故に、つい雑に読んでしまっているのでしょう。「読めるお経だから」と慢心してしまっては気付けない大切な振り返りがありますね。
午後1時半から始まり、夕食をはさんで8時頃までオウム返しでのお稽古、その後、3人程ずつの小グループに分かれて読み合わせをしました。
今回初めての方から、今回で八巻全てを修了なさる受講生まで、老若男女様々な方々と、講義の合間合間にはお経やお寺の諸々など、活発に会話を交わしながら過ごすお経漬けの日程、なかなかの充実感です。