法華経一部読誦講習会 in WEST

一々文々のオウム返しによる一部経読誦の講習会です。令和元年より関西でも開講しております。

2日目終了!

本日は朝から本堂にて、朝勤で昨日お稽古しました二之巻の前半を読誦いたしました。

朝食をとった後は、午前8時から朝の講義が始まります。

本日は昨日の続き、譬喩品の後半から信解品までを、一々文々、オウム返しでお稽古します。

 

午後からは4人ずつのグループに別れ、聞き漏らしや書き間違えを無くすべく、繰り返し読み合わせを行います。

全体講義では、主任先生の発音に続いて全員で繰り返して読誦するのですが、大勢で読んでますと、例えば「ゼン」なのか「デン」なのか「レン」なのか、意外と聞き間違えることがあったりします。

ちなみに、うちの息子はランドセルのことを暫く「ダンドセル」だと思ってました。

そう言った気付き難い誤りを少人数のグループで確認し合い、読経の精度をあげていきます。

 

夕食の後は、三木天道上人(京都市上京区教法院ご住職)による内容講義。

方便品の内容の復習から始まり、三車火宅喩や長者窮子譬のお話を通して、開三顕一や三周説法等について楽しくお話し下さいました。

 

初日もですが、本日は朝の8時から夜の9時半まで、本当にお経漬けの1日です。残すはあと1日!

1人では、余程自分に厳しい方でなければ、中々このようにお経三昧な日程を過ごすことは難しいのではないでしょうか?

今後もスタッフ一同、よりよい環境で学びが深まりますよう努めてまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

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