9月開催の講習会に向けて、主任講師以下、WESTスタッフ一同集まりまして、二之巻の読み合わせ会を行いました。
(が、うっかり写真を撮り忘れました)
読み合わせ会では、誰かが代表して一人でお経を読み、他のメンバーはそれを聞いて間違いがないかを確認します。
また、漢字によって複数の読み方がある箇所も沢山ありますので、どの読み方でお伝えするかを確認していきます。
実はこれがなかなか難しいのです。
以前、コラムにも書きましたが、お経の読みには漢音と呉音、慣習音など色々な読み方があります。
また、熟語になると「因縁」のように、上の文字によって下の文字が音変化する場合もあります。
読み合わせによって、「この読み方で間違いない」と総意の取れる箇所も多いですが、正否の判断を付けられない箇所も本当に多いのです。
講習会ではどう伝えるか、質問を受けた時はどう答えるか、そう判断した根拠は何か、議論はなかなか尽きません。
読み合わせ会は、なかなか大変な作業ではありますが、本当に勉強になり、非常に有意義でもあります。
スタッフ一同、より良い講習会が開催出来ますよう、力を注いでまいります。
皆様のご参加、心よりお待ち申し上げております。
お申し込みはこちらから。